2009年05月

静岡デザイン専門学校学生らがアジアブライダルサミットに参加

 静岡デザイン専門学校(静岡市葵区鷹匠2-19-15、久保田香里校長)は、4月10・11日にグランシップで開催された『アジアブライダルサミット2009』に実行委員として参加した。ウェディング関連のブース出展や、バックステージでのフィッティングなどを通じ、学生たちがイベントの盛り上げ役として活躍した。

 NPO法人地域活性化支援センターとアジアブライダル協会連合会が主催した『アジアブライダルサミット2009』は、富士山静岡空港の開港時期に合わせ、静岡県がアジアの文化交流拠点を目指していく、という姿勢をPRするイベント。特にアジア各国の伝統文化を感じさせる婚礼をテーマに掲げ、伝統文化の継承に関する国際会議や「結婚を夢見る若者たち」をテーマにしたシンポジウム、模擬挙式やファッションショーといったステージまで、ブライダルを中心とした多彩な内容で観客を魅了した。

 イベントの中で同校は、学生らが制作したウェディングドレスやフラワーアレンジメントの作品をブースで展示・紹介した。また当日パネリストを務めた假屋崎省吾さんの生花ディスプレー制作をフラワービジネス科の学生が補助したり、桂由美さんが手がけ椿姫彩菜さんもゲスト出演したファッションショーにおいて、バックステージでモデルの着替えを手伝うフィッターを担当するなど、イベントを陰で支える役割を果たしていた。

 久保田校長は「生徒たちがプロの方々と一緒にウェディングの現場を実体験できる貴重な機会となりました。多くの生徒が体験を通じて将来の目標を明確にもてたのではないかと感じています」と話している。

 同校は来年4月に『ブライダル・ビューティ科』を開設する。県内で唯一ブライダルファッションプランナーやブライダルフラワープランナーの資格を取得できる学校となるため注目される。
(5月20日号 静岡ビジネスレポート)

カラオケファンのための情報番組を制作

 FM島田が毎週土曜日に放送しているカラオケファンのための情報番組“日本大衆音楽協会プレゼンツ・歌いま専科”が中高年層を中心に人気を集めている。

 この番組は今年1月3日にスタートしたもので、毎週土曜日午後2時から放送。

 プロのバンド出身で現在は地元島田に根ざした音楽活動を続けている内田範夫さんが司会を担当し、NPO法人日本大衆音楽協会(柴田良一理事長)認定の歌唱健康指導士による歌のレッスンを中心に協会主催の音楽大会の案内や協会の活動などを紹介する15分間番組。

 テレビ・ラジオ番組の制作などを手がける㈲リップス(静岡市駿河区石田3-16-14、緒方一英社長)が制作を担当している。

 日本大衆音楽協会は“カラオケで自ら歌って、健康づくりとコミュニケーションを高めよう”を合言葉に、1982年に設立されたもので、作曲家の船村徹氏が初代会長。

 2000年からは会長に藤間哲郎氏、理事長に柴田良一氏が就任し現在に至っており、柴田氏が島田市の出身という縁もあってFM島田での番組提供が実現した。

 支部ネットワークは静岡県をはじめ北海道から九州、中国、韓国、ブラジルまで40を数え、歌好きの人なら誰でも参加できる全国規模の“日本大衆音楽祭”を毎年主催している。また健康づくりに役立つ歌唱法と指導能力を持つ協会認定の“歌唱健康指導士”の養成にも力を入れている。

 5月31日には富士山静岡空港開港を記念し、120人の市民が参加してのカラオケイベント“歌の祭典・歌いま専科“(同協会主催)を島田市民総合施設・プラザおおるり(島田市中央町)で開く。

 リップスでは番組制作だけでなく自社スタジオを活用して大衆音楽祭の予選会である一次テープ審査にも協力していく予定。今後は「カラオケ人口も増えており、ぜひこの番組も島田エリアだけでなく、浜松地域にも広げていきたい」(緒方社長)と話している。なお歌の祭典については、静岡県大衆音楽協会中部支部島田地区(0547・35・4854)まで。
(5月20日号  静岡ビジネスレポート)


『映画館 わが青春のスクリーン 静岡映画館物語』

映画館で観た映画の記憶は、いつまでも色あせない。映画の半券やパンフレットを捨てられず、今でも大切に持っているという映画好きの人は多いのではないだろうか。

今年3月に出版された『映画館 わが青春のスクリーン 静岡映画館物語(A4版カラー&モノクロ・352ページ・税込価格3800円)』(静岡映画館物語編集委員会、斉藤隆編集長)は、明治から平成に至るまで静岡市の映画館史を綴った一冊。映画館、そして劇場を中心とした街の風景を収めた写真の数々。新聞広告、銀幕週報、切手コレクションなどを紹介するほか、資料編には昭和27年から63年までの上映館別作品リストも掲載。静岡県にゆかりにある著名人の寄稿文や対談など読みものも充実した、資料的価値の高い書籍として注目を集めている。本は40代以降の人たちを中心に売れていて「昔を懐かしむことができた」「資料として大切に保管したい」など編集委員会には多数の感想が寄せられているという。

日常の中の非日常空間。子どもの頃から映画に親しみ静岡市内の劇場に42年間勤めた経歴を持つ斉藤さんは、「清水から静鉄電車に乗って静岡市の映画館に足を運ぶ。映画を見た後は、街の中心地を歩きながら帰ってくる。今思うと、それは一つの生活文化と言えるものだったのかもしれません」と懐かしむ。世の中に娯楽が溢れている今だからこそ、若い世代の人たちにも映画館で映画を観る醍醐味を味わって欲しいと語る。「物語を楽しむのが映画。映画館は、映画の魅力を何倍にも膨らめてくれる場所。テレビやDVDでは得られない臨場感をぜひ大勢の皆さんに楽しんでもらいたい」。

本の企画を立ち上げ出版に至るまで約1年を費やした。今はまだ本を完成させた充実感に満ち溢れていると思いきや、「本を読みながら家族や友人と映画の魅力を語り合って頂きたいですね。本を手にしていただいた方の数だけ、映画の語り部が増えていけば嬉しいと思っています」と思いを語る。斉藤さんの言葉どおり『映画館 わが青春のスクリーン 静岡映画館物語』は、過去を懐かしみ思い出を振り返るためのものであり、映画を語り合うツールとなる一冊となり得るのかもしれない。

問い合わせ、054・271・2327

(静岡ビジネスレポート 5月20日号)

明光会が障害者の自立を支える福祉施設を開所

 社会福祉法人明光会(静岡市葵区慈悲尾180、寺田亮一理事長)は、障害者自立支援法に基づく新体系の障害者福祉サービスに対応するために施設体制を移行。多機能型事業所『安倍寮』とグループホーム・ケアホーム『ファミィーユさんあい』を整備し、4月10日にはその開所式を行った。

 障害者のための入所施設と通所施設とを統合した『安倍寮』では、生活介護と就労継続支援B型(非雇用型)に対応し、重度障害児・障害者の生活訓練ホームである仰陽学園と、知的障害者小規模通所授産施設である安倍野工房は、いずれも継続して利用できる体制へと移行した。

 また『ファミィーユさんあい』では地域での自立を目指す人々に提供する住居部分を増床し、障害者支援の地域移行を円滑にするための体制を整えている。

 開所式で寺田理事長は「施設を運営しながら新たな制度に対応していくのはなかなか困難なことですが、設立から49年で培った精神やノウハウを活かしながら、地域のお役に立ちたい」と述べ、「触れ合い、支え合い、分かち合い」の精神で障害を持つ人々を支えていく姿勢を表した。

 開所式には約70人が出席し、両施設を見学した後、『ファミィーユさんあい』前でテープカットを行い開所を祝った。
(5月20日号 静岡ビジネスレポート)

迫力満点のグラフィティアート

 カラースプレーで建物の壁や大型キャンバスに絵を描く“グラフィティアート”として国内外で活躍中している焼津市出身のSHIRO(本名・宮上晃子)さんの個展が4月18日から30日まで焼津市内で開かれた。

 会場となった焼津市鰯ヶ島のうみえ~る焼津2階のレストラン“浜のそば屋”内の特設ギャラリーには、「自分の分身」(SHIROさん)というキャラクターの“ミミ”がキャンバスいっぱいに躍動する姿をデザインしたものなど、迫力満点の作品20点が展示された。

 今回の個展は、以前店の外壁に絵を描いてもらったことがある浜のそば屋を経営するカネオト石橋商店(焼津市)の石橋利文さんが、SHIROさんに声をかけて実現したもので、期間中レストランの壁面に描画の実演も行った。

 SHIROさんは、2002年~2004年にかけてニューヨークのブルックリンでスプレーアートを修業。米国各地のヒップホップライブイベントにゲストアーティストとして参加して実力を磨いてきた。

 地元焼津市でもゲームセンターYAZ、ヤイヅ魚市BASHライブイベント会場のコラージュアートなど実績多数。SHIROさんは「自分の絵がすこしずつ認知されてきている感じでとてもうれしい。これからもこだわりを持った絵を描いていきたい」と話している。
(企業産業レポート  5月20日号)

旬な人 李相圭 (後編)

李相圭
アシアナ航空 静岡支店 静岡市店長

静岡の魅力をアピールし、
極上のサービスでお迎えします。 
 

静岡に入ったのは、3月31日。本来なら5月からの赴任予定だったが、本社の決定で一カ月ほど早まった。開港が間もないこともあるだろうが、競合となる大韓航空の動きも関係ないとはいえない。アシアナ航空が、富士山静岡空港の就航表明をしたのが2007年8月。国際線では、最も早く手を挙げた。静岡︱ソウル間はアシアナで決まりという感じであったが、昨年12月に、大韓航空も名乗りを上げてきた。静岡という限られた市場で、韓国の2大航空会社が覇を競うかたちとなっているからだ。

「東京や名古屋など大都市圏に近い。日本の代名詞である富士山をはじめ、多くの観光資源がある。静岡には、立地や環境など、実に多くの魅力があります。私たちアシアナでは、その魅力と可能性を早くから見いだしていました。2006年以前から就航準備に取りかかり、真っ先に表明したことが、なによりの証明です。このような当社の姿勢は、県民の皆さまから高く評価、理解していただけるものと信じています。また、航空業界のオスカー賞といわれる”エアライン・オブ・ザ・イヤー2009“に選ばれましたが、アジアではシンガポール航空・全日空・日本航空、そしてキャセイパシフィック航空、そして当社の5社だけです。もちろん韓国では初で、サービスでは決して負けません。ご搭乗いただければ、必ずご満足いただけることでしょう」。
 

“空港ができて良かった”と
言っていただくのが使命です。


開港を目前にして、県内では、いまだ空港に疑問符を持つ声も、もれ聞こえてくる。そんな状況があっても、あらゆる角度から分析、検討し、可能性の芽があれば果敢に挑戦するのがアシアナ航空の社風だ。これは、静岡だけの話ではない。来年3月に開港する茨城空港では、現状で就航表明をしているのは同社1社のみだ。現在、日本国内の15都市、16空港に運営しているが、撤退したことはない。この会社の姿勢を体現するかのような李支店長は、どう考えているのだろうか。

「富士山静岡空港の可能性を評価しています。理由は、大きく3つあります。まず、パッケージツアー利用の潜在ニーズが多いこと。次に、年間出国率10%以上と海外旅行出国率が高い県であること。観光、ビジネスの両面で、この数字は、さらに上がってくるでしょう。そして、静岡・仁川間だけの移動ではなく、その先にある外国渡航への利用も広がるはずです。空港に対しての県民の声は私にも届いていますが、”空港ができて良かった“といってもらえるようにするのが当社の使命。また、そういう空港を作っていけるように全力で立ち向かいます」。



敬虔なクリスチャン、カトリック教徒の李支店長が、出勤前、そして就寝前に祈る言葉がある。
「神様が私を祝福し、私の地境を広め、神様の手で私を救ってくださる。私が心配事で悩むことがないように」。
地境とは、土地などの財産という狭いものではなく、人の活動範囲、そして価値観を意味する。いわば、人生における考え方ということだ。常に”新しい“ものに目を向け、臨み、自分のなかで消化しては血肉としてきた。そして、目前に迎えた空港開港。新設の支店長は、このタイミングで、どのような地境を広げていくのだろうか。彼の腕の見せ所は、これからだ。


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略歴
李 相圭
(Sang Kyu Lee リ・サンギュ)
韓国全羅北道、全州市生まれ。
●学歴
‘84年2月 圓光高等学校卒業。
‘88年2月 ソウル大学卒業 (農経済学専攻) 。
‘04年7月 錦湖(クムホ)アシアナMBA修了。
●職歴
‘90年12月、ソウル支店セールス管理担当。
‘93年4月、ソウル旅客支店セールス管理、販売。
‘01年11月、金浦(キムポ)国際空港マネージャー。
‘06年8月、ソウル旅客支店セールス管理、販売。
2009年4月、静岡支店長

ポイントカード会員を対象にしたお得なキャンペーンを開催

㈱沖縄県物産公社特約店の沖縄県産品ショップSOわした静岡店(静岡市駿河区小黒3-11-12、伊波里紗店長)は5月22日~5月31日の10日間、ポイントカード会員を対象にしたお買得祭を開催。取り扱い商品の一部を割引価格で販売するほか、期間内の買い物については通常の倍のポイントを提供する。

SOわした静岡店は沖縄県の特産品を取り扱う店舗で、沖縄の食料品や泡盛などの酒類のほか、琉球ガラスや焼き物など民芸品を販売。店内には飲食スペースも設けられており、沖縄料理であるソーキそばやゴーヤ、ウベ、サトウキビ、シークヮーサーなどをベースにしたユニークなアイスクリームも楽しめる。ちなみに、アイスクリームの中で伊波店長のオススメは、さっぱり爽やかな味が楽しめるシークヮーサーシャーベット、変り種でウベ。「ウベは紅イモより味が濃厚です。そのほかでは、独特の苦味が後から押し寄せるゴーヤも試して貰いたいアイスです」。甘いものはちょっと…という人でお酒好きな人には、店の一番人気泡盛『主(ぬーし)』がオススメ。古酒ならではの味わい深い香りとまろやかな味が味わえるという。

沖縄の魅力を静岡の人たちにPR

「修学旅行で沖縄に行った経験のある学生さんが旅を懐かしんで商品を買いに来たり、(荷物が増えてしまうので)沖縄旅行の前後に土産物を買いに来るお客さまもいらっしゃいます」と語る伊波店長も大の沖縄好きだ。子どもの頃から最低でも年に1度は沖縄に訪れるという伊波店長は、「せかせかせず、のんびりと暮らしている沖縄の人たちの心は温かい。静岡に比べて暑いのは確かだけれど、日影に入ると海からの風がとても心地良いんですよ」とその魅力を語る。また6月に富士山静岡空港が開港することに触れ、「多くの県民の皆さまが足を運んでいただけるように、お店でも沖縄の良さをアピールしていきたい。私の年代なら両親に沖縄旅行をプレゼントするというのも、良いかも知れませんね」と笑う。

なお、ポイントカードは入会費・年会費無料で店頭で申し込むことができ、今年4月末の会員数は1万1000人に達しているという。

問い合わせ、054・203・4717

(静岡ビジネスレポート 5月20日号)

タグ :わした沖縄

静岡松永運輸 天然温泉の宅配事業をスタート

 静岡松永運輸㈲(静岡市葵区牧ヶ谷2313、松永正治社長)は、中伊豆の天然温泉の湯をタンクに汲み上げ、トラックで静岡市内の一般家庭に配送する事業をスタートした。

 家庭の浴槽で温泉の湯を楽しめる”天然温泉宅配“は湯元の近辺などでは見られるサービスだが、静岡市内での展開は同社が初めてだという。中伊豆の源泉100%の湯をタンクに汲み上げトラックで運送、静岡市内3区を配達対象エリアとして、100L単位で一般家庭に販売する。

 泉質はアルカリ性単純温泉で透明・無味・無臭、浴槽を痛めることもない。同社では「入浴剤などと比べて入浴後の肌の滑らかさが違います」としている。湧出時で26・2度と温度が低めのため、追い炊きや循環機能が付いた浴槽での使用に適している。

 同社はもともと自動車部品等の貨物運送を主としているが、さらなる収益につながる事業を模索するなか、市内の温泉施設に源泉の湯を運んだ経験を活かして”天然温泉宅配“を、と考え事業化を進めた。「昨年末から市場調査を進め、今年3月には水質検査等の許認可を取得し、事業をスタート」するに至ったという。

 これからさらに増加していく高齢者世帯や高齢者福祉施設などで需要が高まっていくのでは、と同社は見ている。「自宅のお風呂に温泉の湯を買う、という”天然温泉宅配“サービスを、まずは浸透させていきたいと思います」。

 ”天然温泉宅配“サービスは100L2000円、200L(一般的家庭浴槽)3500円。配達時間は9~18時。予約制で3日前から申し込み可能。

問い合わせ、054・278・1863
(5月20日号 静岡ビジネスレポート)

大河内小学校の子供たちと共に苗木を植樹

いのちの森づくり静岡少年団を支援する会(白鳥勝平幹事=㈱白鳥建設社長)は5月1日、静岡市立大河内小学校(静岡市葵区平野1850-3、望月敬剛校長)の子供たちと共に大谷崩れに苗木を植樹した。

第2回大谷崩植樹祭と銘打ち行われた今回の活動は、国土交通省が砂防整備を進めている大谷崩の現場にヤシャブシ、ヤナギ、ミズメ、ミヤマハンノキなどの苗木を植樹するもの。昨年11月に採取した苗木(※)を、いのちの森づくり静岡少年団を支援する会の呼びかけで集まった有志メンバー24人と大河内小学校の1年生から6年生までの生徒26人及び教職員6人、計56人の手で植樹。植樹作業に先駆け子供たちに、森林の果たす役割を伝える課外授業も行った。大自然の中で、森林保全の重要性や自然保護の大切さを学ぶ授業に子供たちは熱心に耳を傾けていた。

小さな活動の積み重ねが
大きな成果を成し遂げる


清流である安倍川を守ることを目的に基づき設立された環境ボランティア団体『いのちの森づくり静岡少年団』。いのちの森づくり静岡少年団を支援する会は、同少年団を支援することを目的に2007年に結成された環境ボランティア団体だ。国土交通省静岡河川事務所、静岡県、静岡市などの協力のもと、地元の企業や森林組合、教育機関、一般市民、町内、安倍藁科川漁業協同組合などが参加している。白鳥幹事は、「今回の活動では、苗木の調達及び養成、植栽地の準備運営を担当させていただきました。未来の地球環境のため、そして子供ために我々ができること。今できる小さな活動の積み重ねが、将来大きな成果を生み出してくれるものだと信じて、今後も活動を続けていきたいですね」と話している。

(静岡ビジネスレポート 5月20日号)

5月20日号 新設会社紹介(清水区)

清水区

㈱クローバー
所在地 駒越南町4-28
資本金 300万円
設 立 21・4・1
取締役 鷲山雄三(代)
業 種 1)建築工事業2)土木工事業3)測量器のレンタル・販売・メンテナンス業4)労働者派遣事業5)産業廃棄物処理業6)配送業7)飲食店業8)アパレル業9)前各号に附帯関連する一切の事業

㈱天山製作所
所在地 横砂本町26-4
資本金 50万円
設 立 21・4・1
取締役 杉山幸子(代)
業 種 1)電子・電器製品、玩具および日用品の製造、販売および輸出入2)合成樹脂の成型加工、販売および輸出入3)合成樹脂材料の製造、販売および輸出入4)家庭用電気機械器具の製造、販売および輸出入5)電気音響機器の製造、販売および輸出入6)楽器の製造、販売および輸出入7)リモコン装置の製造、販売および輸出入8)コンピュータ周辺機器の製造、販売および輸出入9)家庭用テレビゲーム周辺機器の製造、販売および輸出入10)ゴルフ練習機並びにゴルフシュミレーション装置の製造、販売および輸出入 ほか全15項目

㈱也工業
所在地 三保871-22
資本金 200万円
設 立 21・4・10
取締役 橋口勝也(代)、清田隆一
業 種 1)船舶の製造および修理業2)管工事業3)前各号に附帯する一切の業務

㈱千歳ガーデンヒルズレジデンス
所在地 千歳町6-27
資本金 10万円
設 立 21・4・10
取締役 戸塚英之(代)
業 種 1)アパート、マンション、店舗、駐車場、貸しビルの経営および管理2)マンション建替えなど不動産に関するコンサルタント業3)インターネットを利用した不動産情報の収集処理および提供業務4)一般不動産の売買および仲介斡旋5)ペットショップ、ペットホテル、ペット美容院の経営並びにフランチャイズ加盟店の募集および指導6)ペットの美容専門学校の経営7)ペットブリーダー業務(ペットの繁殖・育生・訓練業務)およびペットの販売8)クルージングクラブ会員に対するヨットおよびクルーザーおよびマリンレジャー用品のリースレンタルおよび販売9)ダイビングショップの経営10)結婚相談所の経営 ほか全12項目

5月20日号 企業倒産・不渡り情報

企業倒産・不渡り動向

防水工事
㈱静晃(藤枝市)

破産手続き開始決定受ける
負債 約9,524万円
 ㈱静晃(藤枝市岡部町岡部760―2、資本金300万円、代表者・久住章氏)は、4月16日に静岡地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は久保田治盈弁護士(静岡市葵区丸山町3)。財産状況報告集会期日は6月22日午後2時。
 同社は、2001年4月創業、2005年4月に法人改組した防水工事業者で、建材販売、雨漏り検査、ガラス切断機の販売も手掛けていた。主業の防水工事は地元業者の下請として、ビル・マンション・店舗・工場・公共施設などのシール工事を手掛け、2007年3月期には年売上高約5,200万円をあげていた。
 しかし、近年は建設不況を背景に満足のいく単価で受注できず、低採算を強いられていた。2008年3月期には年売上高が約4,500万円にまで落ち込み、損益面も3期連続の欠損で債務超過に転落。不足資金を補ってきた借入金も膨らんで資金繰りも悪化し、先行き見通し難から事業継続を断念した。
 負債は約9,524万円。

(帝国データバンク 静岡支店、静岡総合興信所 調査)
タグ :倒産不渡り

5月20日号 新設会社紹介(駿河区)

駿河区

㈱食彩工房駿河
所在地 手越90-5
資本金 100万円
設 立 21・4・1
取締役 池田友茂(代)
業 種 1)給食、仕出し弁当の製造および販売2)料理、食事の出前および宅配並びに出張サービス3)幼稚園、保育園、病院などの給食業務の委託および管理4)前各号に附帯関連する一切の業務

㈱ライトプラン
所在地 鎌田403-17
資本金 100万円
設 立 21・4・1
取締役 林康郎(代)
業 種 1)人材派遣業2)経営コンサルティング3)前各号に附帯する一切の事業

㈱ピーファイン
所在地 中原149-1
資本金 600万円
設 立 21・4・10
取締役 藤澤裕樹(代)、藤澤嘉昭
業 種 1)経営コンサルタント業2)各種マーケティングリサーチ事業3)人材育成および能力開発のための教育事業4)遊技業関連商品の卸売および小売業5)広告代理業6)特定・一般労働者派遣事業7)前各号に附帯する一切の事業

㈱pleasure
所在地 大谷3800-226
資本金 100万円
設 立 21・4・7
取締役 露無祈恵子(代)
業 種 1)保育所の経営2)服飾品、玩具、家具、日用雑貨品の売買3)中古品の売買およびその仲介4)輸入品の販売5)エステティック・ネイル・メイクアップなどサロンの経営6)不動産の賃貸、管理および運営7)健康食品、健康飲料の販売8)前各号に附帯する一切の業務

㈱ノーベル静岡センター
所在地 下川原2-28-31
資本金 1,000万円
設 立 21・4・22
取締役 花村繁史(代)、立木裕介、河村実郎
監査役 田村文子
業 種 1)乳製品の販売2)清涼飲料水の販売3)健康食品の販売4)日用品雑貨の販売5)前各号に附帯する一切の業務

㈱杣人ネットワーク
所在地 大坪町4-15
資本金 100万円
設 立 21・4・21
取締役 米井真司(代)、久米歩、中村貴、清水博子、米井昭人
監査役 世良日出昭
業 種 1)山林立木の売買並びに植林、その伐採、運搬、加工、販売2)山林の管理運営(育林業または山林の経営)、林道の設計・施工・管理3)造園などの緑化関連事業4)木材の生産、製材、製函並びにその売買および賃加工、加工販売5)林業および保養地などの周辺環境の保全育成のための植林・育林・伐採業務6)前各号に関連する機械、器具、資材の販売およびその仲介、斡旋並びに賃貸、輸出入7)各種イベント、セミナー、講演会などの企画、主催および運営8)出版業9)林業に従事する人材育成のための研修および養成に関する事業10)前各号に附帯または関連する一切の事業

5月20日号 新設会社紹介(葵区)

葵区

白鳥仮設㈱
所在地 瀬名6-16-12
資本金 500万円
設 立 21・4・1
取締役 白鳥隆行(代)、白鳥三詠、鈴木修司
監査役 鈴木歌子
業 種 1)鳶・土工工事業2)建築工事の企画、設計、施工、管理3)前各号に付帯関連する一切の業務

㈱うんでん
所在地 新伝馬3-11-33
資本金 300万円
設 立 21・4・1
取締役 海野悟(代)
業 種 1)自動制御装置の設計、製作および販売2)工作機械などの電気制御盤の設計、製作、据付、修理および保守サービス3)配電盤、操作盤、監視盤などの電気制御盤の設計、製作、据付、修理および保守点検サービス4)農作物の販売5)家庭菜園の賃貸、管理、運営、仲介および売買6)家庭菜園における野菜などの栽培の請負7)前各号に附帯する一切の業務

㈱ニッセキライフ
所在地 神明町71-2
資本金 200万円
設 立 21・4・1
取締役 加藤英明(代)
業 種 1)墓石の販売2)前号に附帯関連する一切の事業

㈱i-FRONT
所在地 相生町14-28
資本金 100万円
設 立 21・4・1
取締役 石川邦明(代)、梅原安佐子
業 種 1)損害保険代理業2)生命保険の募集に関する業務3)ファイナンシャルプランニング業務4)健康器具および健康食品の販売5)福祉介護用具の設置および販売6)前各号に付帯関連する一切の業務

静鉄ターミナル開発㈱
所在地 鷹匠1-1-1
資本金 1億円
設 立 21・4・10
取締役 今田智久(代)、酒井公夫、小坂征広
監査役 三浦孝文
業 種 1)ショッピングセンターの経営2)貸店舗並びに貸事務室業3)駐車場の経営並びに携行品一時預り業4)興行場、娯楽場および催事場の経営5)前各号に附帯する一切の事業

ラークスパービジネスサポート㈱
所在地 東千代田1-15-20
資本金 100万円
設 立 21・4・7
取締役 酒井文人(代)、酒井美樹
業 種 1)会計に関するコンサルティング(ただし、税理士法第2条に定める業務を除く)2)業務改善・財務状態改善・資金繰り改善に関するコンサルティング3)帳簿組織の設計、簡略化に関するコンサルティング4)生命保険の募集に関する業務、損害保険代理店の経営5)各種コンテンツの企画・販売6)講演会の企画・運営7)前各号に附帯する一切の業務

㈱三栄通商
所在地 両替町2-5-20
資本金 800万円
設 立 21・4・2
取締役 周貞慧(代)
業 種 1)飲食店の経営2)化粧品の輸出入および販売3)お茶の輸入および販売4)日用雑貨品の輸出入および販売5)前各号に附帯または関連する一切の事業

タグ :新法人葵区

生ゴミにふりかけるだけの強力脱臭材

 セラミック炭製造の㈱アスカム(榛原郡吉田町片岡356-1、松浦紘一社長)は、台所の生ゴミに直接ふりかけるだけで脱臭する生ゴミ脱臭材”フルフル キッチン“を販売している。

 原料のセラミック炭は、大井川流域の杉・ヒノキの間伐材と天然粘土を混ぜ合わせて高温で焼き上げたものを使用。ホルムアルデヒドや硫化水素、アンモニアなどの臭いを強力に吸着・脱臭するという。

 生ゴミやゴミ箱に直接ふりかけるだけで効果を発揮する。化学薬品や芳香剤などを一切使わない天然素材が売り物。間伐材の有効利用にもつながるエコ商品ということで、昨年6月の発売以来じわじわと人気を集めている。価格は1本500ml入りで630円。
問い合わせ、0548・33・0163
(5月20日号  静岡ビジネスレポート)

旬な人 李 相圭 (前編)

李 相圭
アシアナ航空株式会社 静岡支店長

すべてに全力で立ち向かえば、
神様が祝福してくれると、信じています。


1987年12月に建設予定地を榛原・島田に決定してから20年以上の歳月を経て、この6月4日、いよいよ富士山静岡空港が開港する。国内線は、北海道・北陸・九州、そして沖縄への航路を就航。注目の国際線には、アシアナ航空が2007年8月に、静岡︱ソウル(仁川)線の就航を、いち早く表明。各航空会社の動きが活発化するなか、この4月1日に静岡支店を開設。その初代支店長に就任した李相圭氏を紹介しよう。

責任の重さと、開拓する楽しみを
感じています。


4月1日。富士山静岡空港にソウル路線を就航させるアシアナ航空が、静岡支店を新設した。その牽引役として韓国の本社が日本に送りこんだのが李相圭支店長だ。空港を持たなかった静岡県にとって、航空ビジネスは初めての展開。当然、アシアナ航空にしても初めての支店。そして初代支店長。すべてが初物づくしのなかで6月4日を迎えることになるが、開港目前の今、李支店長の胸の内は、どうなのだろう。

「すでに実績を上げている既存支店とは違い、未知の要素が多いことは確かです。ただ実績がある所では、その数字をキープし、さらにお客さまの利用度をアップさせなければなりません。作物でいえば、種が蒔かれ芽は出ている状態。必要とされるのは、出た芽を成長させるための努力です。新設の場合は、地ならしから。どんな種を蒔き、どんな花や実を作るのかというところからスタートします。それぞれに大変さはありますが、どちらもその地に根付き、しっかりした植物に育て上げることが目的です。最初の支店長として、責任の重さは感じていますが、それ以上に、自分の手で開拓できるという楽しみを味わっています」。

何にでも取り組み、吸収していく。
小さいときからの性分です。


話のなかに、”新しい“”切り開く“という言葉が、何度も登場する。例えば、子供時代の話。李支店長は、韓国全羅北道の道庁所在地である全州(チョンジュ)市に生まれるが、小さいときから勉強が好きな少年だったようだ。韓国は、日本以上に学歴社会といわれるが、その受験戦争に勝つために勉強してきたのではない。知らないこと、分からないことがあると、丹念に調べ、一つひとつを紐解き、自分の知識・経験にしていく。”新しいもの“に対して、どん欲なのだろう。アシアナ航空に入社した動機も、次のような具合なのだから、新設の支店長就任は、むしろ彼の望むところなのかもしれない。

「私が入社したのは1990年、会社は創立3年目でした。初の国際線就航が、その年の1月で、”これから形作られていく“という、新しい会社ならではのフロンティアスピリットがみなぎっていて、とても魅力を感じました。この会社なら、いろいろな”新しい“仕事に挑戦できるし、会社と一緒に自分の”これから“を切り開いていける。そう感じましたし、それに間違いはありませんでした」。
 

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略歴
李 相圭
(Sang Kyu Lee リ・サンギュ)
韓国全羅北道、全州市生まれ。
●学歴
‘84年2月 圓光高等学校卒業。‘88年2月 ソウル大学卒業 (農経済学専攻) 。
‘04年7月 錦湖(クムホ)アシアナMBA修了。
●職歴
‘90年12月、ソウル支店セールス管理担当。
‘93年4月、ソウル旅客支店セールス管理、販売。
‘01年11月、金浦(キムポ)国際空港マネージャー。
‘06年8月、ソウル旅客支店セールス管理、販売。
2009年4月、静岡支店長

『カムカムハッピー』のCD完成 170の幼稚・保育園に配布

よく噛んで食べることの大切さを伝えるための草の根運動に取り組んでいるCOMECOMEキャンペーン推進委員会(太田めぐみ委員長)は、4月24日に『カムカムハッピー』(作詞・作曲、唄/爆音戦隊スンプレンジャー)の音楽CDをリリースした。

同委員会では、「はじめは30回、よく噛んで食べよう」をスローガンに、わかりやすく、楽しく、子どもからお年寄りまで誰でも簡単に取り組める食習慣を広める運動『COMECOME(カムカム)キャンペーン(以下、COMEキャン)』を展開。主要メンバーには、企業経営者や会社員のほか、現役の歯科衛生士や歯科医もオブザーバーとして参加している。今回の音楽CDは、その活動の一環として制作されたもので、静岡市を中心に活躍するアーティストグループ・爆音戦隊スンプレンジャーが音楽制作を担当。また、CDジャケットのデザインは、グラフィックデザイナーの前田ミネオ氏が代表を務める㈲アドクックが手掛けた。ワニのイラストが印象的なジャケットの裏面にはカムカム体操の振り付け掲載。加えて(社)静岡県歯科医師会の飯嶋理会長による良く噛んで食べることの大切さを推奨する一文も添えられている。

初回プレス分500枚の内、170枚を静岡市内の幼稚園や保育園に無償配布している最中だ。「小さな頃から良く噛んで食べる習慣を身につけることは、とても大切だと思います。お昼ごはんを食べる前に子供たちに聞いてもらいたい歌。子ども達と一緒にお母さんたちにも知って欲しいと思います」と語る太田委員長は、よく噛んで食べるメリットを次のように説明する。「唾液がたくさん出て免疫力が向上する。胃腸の働きを助けて消化を促す。脳に働いて頭を活性化する…など、色々な効果が得られます。口の周りの筋肉を強化することはリフトアップにつながるので、若いお母さんにもオススメです」。同委員会では今後さらに運動を拡大していくための企業支援などを募っていきたいとしている。

(静岡ビジネスレポート 5月20日号)

旬な人 長沢真彩 (後編)

長沢 真彩
株式会社MAAYA 代表取締役

夢を実現するためには、
現実の問題に答えを出さなければダメ。


平成18年7月11日、株式会社MAAYA(ムクティ・アーユルヴェーダ・アンド・ヨーガ・アカデミー)を設立。資本金には、貯めたお小遣いを充てた。メディアの注目が集まる中、高校生社長として一人二役の生活がスタート。そんな3年間を、振り返る。

「いろいろな人が手助けしてくれましたが、会社は現実。毎日さまざまな問題が起こります。例えば、もっと会社の広告を良くしたい。そう思っても、現実としては経費がかかります。お金をかけられないのであれば、持っている資産の中で何ができるのかをなければいけません。“こうしたい”という夢を、夢で終わらせないためには、実際の問題は解決していかなければいけないことを知りました。高校生としの勉強も、同じです。勉強するための勉強であれば、ムダだと感じたかも…。でも、その勉強を、夢をかなえるための力にしようとすれば、自分なりの勉強方法を考え、取り組まなければなりません。仕事でも勉強でも、その時の私に関わってくることが、自分にどんな意味を持つのかを考えながら過ごした3年間でした。二役やっていて、よかったと思います」。

今、自分がやるべきことは?
私の行動は、この答えが基本です。
 

高校卒業したばかりの彼女だが、今年の7月後半、遅くても8月上旬に、アメリカのアリゾナに旅立つ。ALT(アシスタント・ラーニング・ティーチャー)として、1年間、ボランティア生活を送りながら、英語の勉強に行くのだ。大学に行く道もあっただろうが、座学ではなく、アメリカという地での実践的な学びを選択した。もちろん、インターネットを利用してメールなどで、メールなどで社員と連絡をとりながら社長業は続けていくが…。

「今、自分のためにやらなくてはならないものが、大学ではなくアメリカにあるから。それが、英語です。ビジネスの幅のために、そして、さまざまな人とコミュニケーションが取れるように、英語だけは完璧にしておきたい。自分が本当に学びたいことが見つかり、そのために必要になったら大学に行きます」。



「自分のいいところを大切にしながら、素敵な人たちの素敵な部分を吸収する。例えば、気遣いのできる人からは、心の配り方を。集中力のある人からは、コンセントレーションの方法を。いろいろな方々に出会って、自分にはないところを見ならい、補っていき、常に向上していきたい」。
取材を終えて、感心しきり。 “18才なのに、なんとポジティブなんだろう” と。いや待て、18才で前向きになれないとしたら、そのことの方が問題なのだ。彼女を思い返すたびに、そう思う。


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略歴
長沢真彩
(ながさわ まあや)
平成2年、鳥取生まれ。平成9年、父の郷里・静岡へ。
平成18年4月、静岡県立城北高等学校国際科入学。
同年7月、(株)MAAYA設立、同社、代表取締役に就任。
平成21年3月、静岡県立城北高等学校国際科卒業

旬な人 長沢真彩 (前編)

長沢 真彩
株式会社MAAYA 代表取締役

高校生社長の話は、きっかけの話。
私の自分探しの旅は、これからです。


平成18年7月11日。静岡地方法務局に株式会社設立の届け出を出た一人の少女が、あった。名前は、長沢真彩。その年の4月に、高校の入学式を迎えたばかりの女子高校生。多くのメディアに登場してきた彼女だが、この3月に高校を卒業。この夏からは、英語を身につけるために、ボランティア活動をかねアメリカへ旅立つ。何を聞いても前向きな答えだけが返ってくる、ポジティブレディを紹介しよう。

高校1年で、自分を試せるなんて、
とてもチャンスでしょ?


中学3年生、15歳。志望校を城北高校国際科に定め、受験勉強に一生懸命だった。そんな長沢真彩さんだったが、母親から“会社をやってみない?”と夕飯のしたく時に、さらりと投げかけられた。父親の宏さんと母親のシーマさんは、インドからの輸入販売の会社を経営。そんな環境もあって、両親が揃う家庭の中でビジネスの話は日常だった。しかし、14歳の娘に、会社経営の話を持ちかけるというシーンは、そうはない。

「最初は、驚き。ただビックリ。そして、次には、会社を経営できるなんてチャンス。本当にラッキー。先のことは深く考えずに、そう思いました。自分を試したい。その思いを実現するのは、もっと、いろいろなことを経験した後のほうがいいのかもしれません。でも、高校受験を控えながらも、私にはマイナス材料は考えられませんでした。例え失敗しても必ず今後の糧になるだろうし、いい勉強にもなる。それに、私の人生は、まだまだこれから。自分チャレンジするなら早いほうがいいかなって」。

事情はともかく、受けた以上、
会社の責任は、私にあります。
 

いきなり会社設立の話が持ち上がったのではない。両親の会社に “アーユルヴェーダ”を教えてもらいたいというニーズが持ち上がっていた。“アーユルヴェーダ”はインドの伝承医学で、ヨガや瞑想、呼吸法などの教えの中から、健康的な心身に導いていくもので、施術中にはハーブやオイルを使用する。ご両親はこのハーブを輸入販売しているが、販社ではその効能効果をうたうことは薬事法上問題が出る。教育システムとしての新会社が必要だった。最初はインドから人を招いて、と考えていた。しかし、インド人が日本で会社を起こすのにも問題がある。日本国籍が必要だったようだ。そのために娘に会社をと思って彼女に話したら、笑われてしまった。

「アーユルヴェーダの教育ですから、それを肌身で感じ、知っている人でなければ新しい会社を作っても意味がありません。私が、最初にインドに行ったのが生後10ヵ月。その後も、年にほぼ2回はインドに行っていて、アーユルヴェーダを民間療法として取りいれている人たちを身近に見て育ちました。だから適任だったのかもしれませんね。けれど、会社設立の時にどんな事情があっても、引き受けた以上、お母さんはその責任を私に果たさせます。天衣無縫でとても明るいけど、自立するとか責任を持つということについてはとても厳しい人。だからイエスと言った以上は、もう私の問題なんです」。
 
体験を通じて自分で考えること。
小さいときからのお母さんの教えです。


会社設立の話が持ち上がる前、中学2年の春休み。真彩さんは、母親・シーマさん、そして妹さんの3人でアメリカを旅行した。目的地の一つはカリフォルニア州サンディエゴにある世界的に有名なアーユルヴェーダ・スパ施設、チョプラセンター。シーマさんは、本物を示してみせる。その上で、娘たちに、自分で考えることの大切さを教え、自立を促す。

「チョプラセンターには、ヨガや瞑想を通じて自分の志をもっと高めたいという人がいっぱい。こういう集まりって、いいな〜って。まわりの人が成長する中で、自分も伸びていけるというビジネスモデルのひとつだと感じました。同時に、“インド文化の可能性”を感じさせてくれた場所でした。お母さんは、服などには贅沢をさせてはくれませんが、体験することにはお金を惜しみません。経験したことから何を感じ、考え、それをどのように行動で活かしていくのか、いつも私に求めてくれています。会社の話を、さらりと話すしたのも、私の勉強になると考えているからだと思います」。
 
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略歴
長沢真彩
(ながさわ まあや)
平成2年、鳥取生まれ。平成9年、父の郷里・静岡へ。
平成18年4月、静岡県立城北高等学校国際科入学。
同年7月、(株)MAAYA設立、同社、代表取締役に就任。
平成21年3月、静岡県立城北高等学校国際科卒業。

港湾潜水技士資格を対象とした安全講習会

社団法人日本潜水協会・名古屋支部(愛知県名古屋市港区名港2-1-7)は先月、清水テルサで『港湾潜水技士資格更新のための安全講習会』を開催した。

港湾潜水技士は、日本潜水協会が認定する資格。もともと、昭和56年に運輸省港湾局が制定したものであったが、平成13年度より社団法人日本潜水協会が認定試験を引き継いでいる。これまで更新を必要としない無期限の資格は、平成20年度より5年に1度の書換え交付の申請が必要となった。

「水中土木工事や水中探査などを行う港湾潜水技士の仕事は、作業に関する高い技術に加えて安全を確保するための知識も身につけなければいけません。講習会は港湾潜水技士の資格取得者に最新の工事技術や施工事例などの情報を提供、作業をする皆様の安全意識を高めて頂くことを目的に全国で開催しております」(村松誠名古屋支部長)。

今回の講習会に参加したのは静岡県内に在住する港湾潜水技士31人。冒頭で鉄芳松名古屋支部副部長(本部理事兼任、㈱鉄組潜水工業所代表取締役、静岡市清水区折戸2-12-18)と星野知己静岡分会長(東海潜水工業㈱専務取締役、静岡市清水駒越西2-8-4)が挨拶。講習会では、長谷川建一工務部長が、港湾建設における潜水作業の最新事情や新しい減圧表動向などについて解説した。なお講習会は全国で順次行い、静岡地区においては次年度以降の開催も計画している。同協会では、「企業に属さない個人事業の方など今回連絡が取れなかった人たちもいます。参加できなかった人たちにも積極的に呼びかけていきたい」と話している。

問い合わせ、054・654・2270

(静岡ビジネスレポート 5月5日号)


エスパルスと協和医科 『GOALSforALL』基金実施

 ㈱エスパルス(静岡市清水区三保2695-1、早川巖社長)は協和医科器械㈱(静岡市清水区草薙北3-18、池谷保彦社長)とスポンサー契約を結び、地域の福祉環境を充実させていくための新たな取り組みとして、エスパルス福祉基金『GOALSforALL』をスタートした。

 スポンサー契約を交わした協和医科器械のスポンサー料を「ホームゲームでのエスパルス1ゴールごと3万円」(J1リーグ、ヤマザキナビスコカップ対象)「ホームゲームのご来場者1名につき5円」と設定し、シーズン終了後にこの全額を、静岡市を中心とした福祉団体や医療機関に寄付・寄贈する。昨シーズンの成績の場合、ホームゲーム年間ゴール数41と合計来場者数329,789人で、これを元に換算すると2,878,945円となる。

 このような取り組みはJリーグクラブで初めて。スポンサーシップの仕組みに「ホームゲームでの勝利」に関わる要素を取り入れることで、チームの勝利や活躍を願う気持ちと、基金を通じた社会貢献活動によるホームタウンの発展とをつなげる。またスタジアムや公式ウェブサイトで累計ゴール数と入場者数を公開し、サポーターの参加意識も高めていく。


伊豆・三津シーパラダイスの環境保護活動を兵働選手が支援

 エスパルスの兵働昭弘選手は、沼津市の伊豆・三津シーパラダイスが行う環境保護活動に共感し、シーズン1ゴール1アシストごとに活動支援金を寄贈することを決めた。

 シーズンオフに沖縄の海でサンゴの死滅を目にし、ホームタウンで駿河湾のサンゴ保全に取り組むシーパラダイスの活動を知って、活動の支援を申し出た。「海に入ることが好きなので、静岡の海の環境を守る活動のお役に立てればうれしい」と兵働選手は話していた。

 伊豆・三津シーパラダイスではエダミドリイシなどのサンゴを培養して海に帰す取り組みや、子供たちが海洋生物の生態に触れられる移動水族館の実施などに寄付金を活用していく。
(5月5日号 静岡ビジネスレポート)