2008年08月

『鮪と蕎麦 GAKU』の店舗設計を担当

 アトリエKAYA一級建築士事務所(静岡市清水区草薙杉道2-12-18、山本康二朗代表)は、大人が気軽においしい丼とそばを楽しめる『鮪と蕎麦 GAKU』(静岡市葵区七間町8-26)の店舗設計を手掛けた。

 「目利きが厳選したマグロをバラエティー豊かに、リーズナブルに楽しめる店です。夜は創作料理とお酒を提供する店になるため、大人の空間を意識し、高級感が出る素材を使用しました」(山本氏)。

 和食一筋29年の親方が提供する、おいしい丼とそばを、昼はお得な値段で楽しみ、夜は洋楽が流れる落ち着いた雰囲気の中で味わう。和と洋が絶妙に共存する店内は、夕暮れ時からラウンジの雰囲気が色濃くなっていく。

 「厨房を入れて13坪という面積を有効に活かした店舗に仕上げました。和風のアイテムを大きく取り入れることで、あまり手を入れることなく見た目や機能を大きく変えることに成功しています」と山本氏は話す。コンパクトにまとめられた店内の座席数は、テーブル5つを含めて20席。

『鮪と蕎麦の店GAKU』
静岡市葵区七間町8-26 ホワイトシャトービル
営業時間/昼11時~15時、夜18時~26時30分(ラストオーダー)日・祝日は休み
054・255・6839

和食創作料理
『三代目清左衛門』を設計
シックな大人の空間を演出

 また、7月3日に静岡市・呉服町スクランブル交差点近くにオープンした『三代目清左衛門』の設計を担当した。和風創作料理と板前が目の前で握るすしを味わえる、大人のための居酒屋である。

 店のコンセプトは、「大人がくつろいで料理とお酒を楽しめるキザでシックな空間」。山本氏は、大人が心地よさを感じる”距離感“に着目し、「テーブルの高さを通常より低めに設定し、カウンター席を障子で囲むなど、人と人のバランスと距離間にゆとりを感じられる設計です。

 座席のインテンション(座間)は60㎝が基本ですが、この店では、座席と座席の間が75㎝~80㎝と、隣り合う人と人とがストレスを感じない十分な距離を提供しています」と、程よい余裕が落ち着きと心地よさを与える店づくりを目指した。店内は照明の種類や高さ、テーブルやいすの素材など、大人に心地よさを感じてもらうための計らいが細かなところまで行き届いている。

『三代目清左衛門』
静岡市葵区呉服町2-7-11 幸福ビル3F
営業時間/17時~27時
054・255・8699

アトリエKAYA一級建築士事務所
054・349・6524
(9月5日号  静岡ビジネスレポート)

青果の内部品質を検査・分別『ベジフルチェッカー』開発

温度管理・洗浄・殺菌など、食品製造に関する機器や設備を多く開発している㈱ケーイーコーポレーション(静岡市清水区宍原625-7、梶本丈喜社長)のシステム事業部では、今回新たにたまねぎやじゃがいもなどの青果物を「触れず・切らず・つぶさずに」内部に腐敗や空洞があるものを選別できる『ベジフルチェッカー』を開発した。

 左右でスピードが異なる搬送コンベヤーの上を青果物が回転しながら進み、そこに高感度の近赤外線による光センサーを2段階に分けて当てる。広範囲に広がるセンサーを2回当てることで、青果物の内部障害を確実にピックアップする。
 
 センサーの情報は分光機を通じてデータ処理され、障害ありと判別された青果物は、コンベヤーの先に設置された回転式分別機によって不良品に分別される。さらに分別機では、程度や必要に応じて5段階までの分別が可能となる。

 検査の対象となる青果物を切る・つぶすなど損傷することなく検査測定できるほか、高精度で安全な検査を実現する。光センサー部分の感度が高いために測定対象も幅広く、じゃがいも・たまねぎ・柿・栗・梨・りんご・マンゴー・桃・かんきつ類全般などを対象範囲と定めている。

 正常運転時には緑ランプが点灯、異常時には赤ランプが点灯しブザーが鳴る、という簡単な操作性も特徴のひとつとなる。

 『ベジフルチェッカー』の導入により大量の青果物の全量測定・出荷が可能となり、作業の効率化と出荷物の品質向上につながると見て、同社はこれから関連企業や団体への導入提案を進めていく。
問い合わせ、054・360・2001(システム事業部)

(9月5日号  静岡ビジネスレポート)

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